シーズン総括
まだ終わってませんが、主要大会は終了したので。
自分的な目線で書くので不快に思った人、予めご了承ください
なまら長いんで隠します
まず、誰もが思いつくのがトリノオリンピック。
メディアは余りに酷かった。
ワールドカップの成績だけで評価して、ぱっと見でわかる敗因もわからない。
予選を通過出来なければ「選手村が突貫工事だったからシンナーの臭いで頭痛がする」と言い訳をする。
選手は何も言い訳をしないのにだ。
まぁ、環境が悪いってのもあるんだけどね。
アメリカには11月から5月まで滑れて、パークやパイプも充実してて、滑走距離も長いスキー場が多い。
その後もサマーキャンプ等もある。
もしキャンプに行く金が無くても、SK8のランページやボウルが結構どこにでもある(特に西海岸)
日本には、全てを兼ね備えたスキー場が無いに等しい。
パークならパーク、パイプならパイプ。
基本である「フリーラン」をする場所が無くなっている。
ある女子代表選手が言ってました。
「フリーランの重要性が分かった。これからは総合的な滑走技術の向上を図っていきたい。あとは海外の大会に出ることも必要」
もう2ヵ月も経ってますんで、言葉は違うかも知れません。が、ニュアンス的にはこんな感じだったと思います。
滑走技術の向上とは、パイプの中でいかにスピードを落とさずに滑れるか。
スピードが無いと高さが出ませんから。
あと、女性は本能的に危険を察知して、それを回避すると聞いた事もあります。
ということは、パイプのサイズにも慣れないといけない。
今や「ハーフパイプ」の世界基準は、壁の高さが5mを超える「スーパーパイプ」です。
技も進化し、男子ではショーン・ホワイトがWinter X Gamesで見せた10-10、9-9を連続で、高さを出して、尚且つグラブをしっかりして、初めて表彰台に立てる時代です。
いや、もしかすると、4年後は1260を決めないと勝てないかも知れません。
女子でもタブルオーバーでのグラブ、900、マックツイスト、ハーカンフリップ、このうち最低2つは入れないと勝てません。
環境の整備と共に、世界基準に追い付かなければならない。