G1 第23回 JAL 女子王座決定戦 準優回顧
まずは10R
いきなり海野、横西、岩崎と優勝経験者の3艇フライングの大波乱
横西はテクニックで何とか準優までは来れた様なもんで、前検と比べればだいぶ良くなってたけど、それでも良く見て中堅上位くらいだったから・・・スタート踏み込んで勝負するしかなかったかな、と
海野も、マクられたくはないから、踏み込むしかないわけで
岩崎は正直ここまで踏み込まなくてもよかったような・・・
向井は3日目?の集団フライングでもタッチで残ってたから、ツキはあるのかな
魚谷も1マーク攻めてたね
11R
前のレースで集団フライングがあったから、寺田の逃げは保証されてたのかな
4番目のスタートだったけど、キッチリ逃げて結果的にはポールポジション
JLCの勝利者インタビュー(※この時点では12Rの前で、まだ1号艇か2号艇か決まってなかった)では「これで楽になったので明日は思いっきりいきます」って言ってたけど・・・
明日の方がプレッシャーはあるよね
2着争いは争いは大激戦
1周1マーク、差しに構えた田口、山川、三浦を外から握った鎌倉が抑えにかかる
三浦は沈んだもののスリット裏では鎌倉と田口が並走、山川に最内差した池田明美も圏内
2マーク、田口と山川を行かせて、内小回りの池田の更に内を差した鎌倉
この時点で池田も後退して2周目に入るホームでは内から鎌倉、山川、田口で並走
1マーク手前で山川より1艇身前に出た鎌倉。山川は内に進路を変える
それを握ってかわした鎌倉、大外から田口が飛び込んで来るが鎌倉が2艇身ほど前に出る
しかし昨年準優1号艇で優出を逃した、85期・艇界の“銀河系軍団”の田口が、予選敗退した同期の佐々木の思いも乗せて追いすがる
3周1マーク、ターンの頂点をターンマークから外して鎌倉に合わせに行く田口
ここも握ってかわす鎌倉
最終ターンマーク
内から田口が最後のアタック!!
・・・ここも鎌倉が握って退け、G1初出場初優出の快挙!
3日目にG1初勝利の水神祭を上げたばかりの弱冠20歳の新星が、自身の初優勝を賭けて並み居る先輩に挑みます
そして12レース
今まで幾度の優出がありながら優勝出来ずにいた池田紫乃が1号艇で登場
しかし、勝てば優勝戦も1号艇というプレッシャーもあったのか・・・
1マーク、カドから攻めてきた濱村に抵抗し、流れてしまう
そこを待ってましたとばかりに日高が差し、池田と濱村の2着争い
結果は濱村が先着
復権か、悲願の初戴冠か、地元でG1初優勝か
はたまた平成生まれの超新星の、初優勝がG1制覇という究極のシンデレラストーリーか
“女帝戴冠”
いよいよファイナルです